50〜60年代に着こなしスタイル:オッドジャケットで洒落る
今でこそコーディネーションとか、コーディネートといえば当たり前の言葉だが、1950年代にはそうした表現はなく、コンビネーションとかアンサンブルといった言葉のほうが幅を利かぜていた。ともに「組合わせ」や「調和のとれた装い」 […]
昨日と今日の男の博物誌:オーソン・ウエルズ(3)
男子專科 1986年7月号 NO.268 より オーソン・ウエルズ(アメリカ:映画作家&俳優:1915~1985)-3 頂上から始めるのはつらいものさ。 この1時間ドラマの最後には、次のような演出者自身による、言葉が用意 […]
50〜60年代に流行したスーツ・スタイル:61年春の新しいビジネススーツ
スーツのスタイルは1950年(昭和25)年を機に、それまでのやたらと男性らしさを誇張するボールドルックから、自然体であることを強調するナチュラル。ルックへと変化を見せるようになる。それは戦後の混乱がようやく終わりを告げ新 […]
サヴィル・ロウに妖精の粉をふりかけたスウィンギン60’Sのピーターパン:遠山周平(12)・・・男子專科 2014 AUTUMN vol.2 より
男子專科 2014 AUTUMN vol.2 サヴィル・ロウに妖精の粉をふりかけたスウィンギン60’Sのピーターパン(12) 元祖、本家、正統、分家が入り乱れる 最初は冷ややかな視線を浴びていた『ナッターズ オブ サヴィ […]
男子專科 第五二号 (1962年(昭和37年)3月発行)デジタル
男子專科 第五二号 (1962年(昭和37年)3月発行)デジタル 特集 62年 春の背広を演出する / 新・ビジネスマンに贈る / 6つの背広スタイル / ビジネスマンの服装を分析する / セパレーツの新しい考え / 個 […]
年代別『ファッション族』物語:反体制運動の一環
日本でそもそも「◯◯族」という言葉が使われた最初は、1948(昭和23)年の「斜陽族」からだという。太宰治の小説『斜陽』(1947年12月刊)から出たもので、第2次世界大戦後に没落した上流階級の人たちをそう呼んでおり、こ […]
夜のエレガンスに注目してリゾート・ナイトを着こなす(1)
男子專科 1986年4月号 NO.265 より 夜のエレガンスに注目してリゾート・ナイトを着こなす-1 ところせましと、サーフボードが立てかてある。サーフ・ウエアのコーナーには、イエロー、グリーン、ターコイズ・ブルーなど […]
50〜60年代に流行したニット&シャツ・スタイル:常識を打ち破る新デザイン
1950年代の日本の男たちの服装には、ファッションという概念はまだなかった。ましてやカジュアル・ウエアなどという概念はまったく見当たらず、せいぜいスポーツウエアという考え方しか存在していなかた。そうしたおしゃれを代表する […]
年代別『ファッション族』物語:日劇ウエスタン・カーニバル
日本でそもそも「◯◯族」という言葉が使われた最初は、1948(昭和23)年の「斜陽族」からだという。太宰治の小説『斜陽』(1947年12月刊)から出たもので、第2次世界大戦後に没落した上流階級の人たちをそう呼んでおり、こ […]
50〜60年代に流行した配色スタイル:61年秋冬のVゾーン配色
昔から配色はおしゃれの基本だった。Vゾーンの構成はもとより、ジャケットとスラックスの上下の組合わせ、靴下と靴の合わせだって、すべては色の組み合わせが基本となる。当時の『男子専科』の誌面にはそうした配色の情報がことのほか多 […]