年代別『流行ファッション』物語:神戸発・大人っぽくエレガントな雰囲気のお嬢様ファッション
服装の流行は、まず「モード」として現われる。ここでいうモードとは「最新型」という意味で、デザイナーによる「創作」などがここに含まれる。これが流行に敏感な人たちの支持を得て拡大すると、「ファッション」と呼ばれるようになるの […]
50〜60年代に流行したスーツ・スタイル:1962年のアイビースーツ
スーツのスタイルは1950年(昭和25)年を機に、それまでのやたらと男性らしさを誇張するボールドルックから、自然体であることを強調するナチュラル。ルックへと変化を見せるようになる。それは戦後の混乱がようやく終わりを告げ新 […]
ヨーロピアン・カントリー・ルック:コーデュロイ・スーツの場合は、畝の幅が細いほうがうまく修まるようである
dansen 男子専科 November 1977 より ヨーロピアン・カントリー・ルック:コーデュロイ・スーツの場合は、畝の幅が細いほうがうまく修まるようである コーデュロイ・スーツの場合は、畝の幅が細いほうがうまく修 […]
50~60年代に流行したジャケット・スタイル:ファンシーベストの台頭
現代のファッションだったら、おそらく<ジャケット&パンツ>と呼ぶことだろうが、1950年代当時はもっぱら<替え上着と替えズボン>の時代であった。まさしく替え上着というにふさわしいツイードや大格柄のスポーツジャケットにフラ […]
服装スタイルの「謎・不思議」: ジーンズのフロントサイドにあるコインポケットはなぜあんなに小さいの?
ファッションについては大概のことは知っているつもりだが、それでもどうしてもわからないことは多い。たとえば「リゾート着はなぜ派手なプリント柄が多いの?」と問われても、リゾートウエアってそんなものでしょ、とか、そうじゃない大 […]
サヴィル・ロウに妖精の粉をふりかけたスウィンギン60’Sのピーターパン:遠山周平(18)・・・男子專科 2014 AUTUMN vol.2 より
男子專科 2014 AUTUMN vol.2 サヴィル・ロウに妖精の粉をふりかけたスウィンギン60’Sのピーターパン(18) トミー・ナッターが遺したもの さてここで、生前のトミー・ナッターを知る人物をもうひとり紹介して […]
50〜60年代に流行したニット&シャツ・スタイル:56年冬向けのニットウェア
1950年代の日本の男たちの服装には、ファッションという概念はまだなかった。ましてやカジュアル・ウエアなどという概念はまったく見当たらず、せいぜいスポーツウエアという考え方しか存在していなかた。そうしたおしゃれを代表する […]
服装スタイルの「謎・不思議」: 髪飾りのカチューシャはなぜそう呼ばれるの?
髪飾りのカチューシャはなぜそう呼ばれるの? ファッションについては大概のことは知っているつもりだが、それでもどうしてもわからないことは多い。たとえば「リゾート着はなぜ派手なプリント柄が多いの?」と問われても、リゾートウエ […]
ジーンズ・ファッションの流行に派生した機能的なスタイル:「アーミー・ルック」1973〜1977
ジーンズ・ファッションの流行に派生した機能的なスタイル:「アーミー・ルック」1973〜1977 軍隊の放出品(サープラス)を逆説的な意味で反戦思想のファッションとしたのは、1960年代のヒッピーたちにまで遡るが、1973 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.74 158 阿刀田高:無理をしてまで本気にならない(6)
DANSEN FASHION 哲学 No.158 阿刀田高:無理をしてまで本気にならない・・・男子專科(1984年12月号)より 〈プロフィール〉あとうだ・たかし 1935年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業後、国会 […]