サヴィル・ロウの育んだ英国ダンディ列伝(6):男子專科 2014 AUTUMN vol.2 より
男子專科 2014 AUTUMN vol.2 ダンディのニュータイプ化が始まる 第2次世界大戦後は、それまでメンズファッションを牽引していた英国のプリンスパワーが一時的に衰え、代わりに映画や音楽界のスターたちの着こなしが […]
ファッション・トリビア蘊蓄学:雑誌『メンズクラブ』は婦人誌から生まれた
「取るに足らぬこと、些細なこと」を英語でトリビア trivia といい、当時のテレビ番組『トリビアの泉』以来、大変な雑学、蘊蓄ブームを巻き起こすようになっているが、ファッションの世界にはこれに類するトリビアがことのほか多 […]
サヴィル・ロウの育んだ英国ダンディ列伝(1):男子專科 2014 AUTUMN vol.2 より
男子專科 2014 AUTUMN vol.2 サヴィル・ロウ成立以前 1666年に起きたロンドン大 火は単に巨大な火災事件というに留まらず、サヴィル・ロウの誕生にとっても重要な鍵となる出来事だった。 中世に造られたチュー […]
50〜60年代に着こなしスタイル:完璧なリゾートスタイル
今でこそコーディネーションとか、コーディネートといえば当たり前の言葉だが、1950年代にはそうした表現はなく、コンビネーションとかアンサンブルといった言葉のほうが幅を利かぜていた。ともに「組合わせ」や「調和のとれた装い」 […]
『現代のフォーマル・ウエア』新しいフォーマル・ライフのためのドレッシーな装い:セミフォーマル・ジャケット&ブラック・スーツ(略礼服)
フォーマル事典 イザというとき役に立つ新・礼服作・・・dansen 別冊 男子専科(昭和48年10月10日 発行) 『現代のフォーマル・ウエア』新しいフォーマル・ライフのためのドレッシーな装い:セミフォーマル・ジャケット […]
男はVに強くなれ:ネクタイのアクセントに効果を上手く使う
男ならまずほとんどが、スーツを着る。ジャケットを着る。そのとき必ずあらわれるのが逆三角形の小さなスペース、すなわちVゾーンである。そして、背広が男の顔たりえるのは、このVゾーンこそ、男のファッション哲学をはっきりと示した […]
海外でまったく通用しないファッション用語:ランチ・コート
日本のファッション用語には海外でまったく通じないものが沢山ある。たわむれに抽出したところ、それは400語ほどにも達した。その中から和製英語に属するものを中心に200語あまりを抜粋。今回ここに紹介するのはそこから厳選した用 […]
年代別『流行ファッション』物語:70年代の華となった民俗調ファッション
服装の流行は、まず「モード」として現われる。ここでいうモードとは「最新型」という意味で、デザイナーによる「創作」などがここに含まれる。これが流行に敏感な人たちの支持を得て拡大すると、「ファッション」と呼ばれるようになるの […]
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(5)
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(5) それは大胆不敵な反逆と嘲笑の精神 さて、前置きがずいぶん長くなってしまったけれども、私はこの「ばさら」風のファッション哲学、「ばさら」風の […]
50〜60年代に流行したスーツ・スタイル:コーディネーション・ルックという名のスーツ
スーツのスタイルは1950年(昭和25)年を機に、それまでのやたらと男性らしさを誇張するボールドルックから、自然体であることを強調するナチュラル。ルックへと変化を見せるようになる。それは戦後の混乱がようやく終わりを告げ新 […]