日本で初めて試みられた男子服のファッション・ショウ:男子專科 第五号 (1952年(昭和27年)3月発行)より

男子專科 第五号 (1952年(昭和27年)3月発行)より

日本で初めて試みられた男子服のファッション・ショウ

最近の男性諸君のお洒落熱は益々物凄い。そのお洒落熱を一層煽るような盛大豪華な男子のファッション・ショウが、去日東京で催おされた。男子のファッション・ショウは世界でも稀で、それだけに多大の人気を呼びお洒落紳士が連日つめかけ、大入満員の盛況だった。

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男子專科 第五号 (1952年(昭和27年)3月発行)

表紙 伊藤進一郎・画 【解説】五二年の流行「ナチュラル・ルック」の服装である。上衣は衿の長い二つ釦で、生地はコーデュロイ。変りチョッキはタッタ・ソールの柄でこれも流行の一つ。また、シャツは衿を釦で止めるボタン・ダウン型で、ボウタイの巾も狭い新型である。このコーデュロイのハンチングを被った服装は、アメリカの大学生の間でも流行しているものである。

男子専科 official (日本最古の男性ファッション誌)EC『男子專科 第五号 (1952年(昭和27年)3月発行)デジタル』

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