男子專科 1986年10月号 NO.271 より
ボディが気になるハイネックポイント-3
なかでも特別に二重丸をつけたいのが今回のアイデア「クラシック・トラディショナル」なのである。言ってみれば、アメリカのアイビー・スタイルの復興なのである。
しかも、アメリカの本物よりも、パリやイタリアのデザイナーたちが、このアイビー・スタイルに強い興味を示して、いくつも作品を発表しているのがおもしろいではないか。
なんとなんと、アイビー・スタイルがヨーロッパから、ニュー・スタイルとして登場、ということになったのだ。
イラストは、4ボタンのスーツ。Vゾーンをより狭く、ストライプ柄のシャツを、その小さなVゾーンにコーディネートする。このストライプも、アイビー・スタイル時代にはトラック・ストライプと呼ばれて好まれたものだ。衿もやや高くなっているし、その衿元にあしらうネクタイは、少し細めのものがよくマッチする。
・・・次回更新に続く