男子專科 1986年6月号 NO.267 より
ステキなショック ビスコス&レーヨン・ドレープ-2
さて、このへんで「ビスコス&レーヨン・ドレープ」の、具体的なコーディネート・サンプルを、ふたつばかり紹介しておくことにしよう。どちらもポイントをつかんで、自のテクニックにアレンジしてほしい。DANSEN読者には、それだけの力が十分にあると、私は信じている。
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【A】オーバー・シャツ・アンサンブル
キー・アイテム(コーディネートの中心なるワードローブ)は、フィンガー・レングス(つまり、手を伸ばした状態で、指先までの長さ)ほどのロング丈で、ルーズなビッグ・シャツ。柄はジャカードか、その他のプリント柄がいい。パンツは、足首にまつわりつくような、たっぷりとしたドレープ・シルエットがたのしめる、ナロー・スタイル。カラーは、ブラック、グレーのモノ・トーン・カラー・コーデイネーションが、決めやすい。これにプラス、ポロ・シャツ。これはドレープ・ウエストでマッチングさせる。このポロ・シャツ使いが失敗すると、すべてがパーになるので十分注意すること。
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【B】カーディガン&パジャマ・パンツ
ビッグ&ソフトな、レーヨンのサマー・カーディガンをまず用意する。カーディガンの柄は細かいジャカード。いい柄がない場合は、無地の色ものにする。それにできたら、マドラス・チェックのパジャマ・パンツをマッチさせる。これはもう、絶対のニュー・スタイルとして、おすすめできる。とにかく、パジャマ・パンツそのものが新ファッション・ワードなのだ。これがビスコス&レーヨン・ドレープと手を組めば、美しい”ショック”になることは、まちがいないのだ。仕上げの足元は、ノー・ソックスでスニーカー。この気安さを満喫してほしい。
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・・・次回更新に続く