50〜60年代に流行した着こなしスタイル:マフラーで崩したお洒落を
今でこそコーディネーションとか、コーディネートといえば当たり前の言葉だが、1950年代にはそうした表現はなく、コンビネーションとかアンサンブルといった言葉のほうが幅を利かぜていた。ともに「組合わせ」や「調和のとれた装い」 […]
ヨーロピアン・カントリー・ルック:秋風の吹くなかで着るヨーロピアン・カントリー・ルック
dansen 男子専科 November 1977 より ヨーロピアン・カントリー・ルック:秋風の吹くなかで着るヨーロピアン・カントリー・ルック ヨーロピアン・タッチのカントリー・ルックが、いま世界的に拡がりつつある。今 […]
50〜60年代に流行したスーツ・スタイル:コンチネンタル・スタイルの登場
スーツのスタイルは1950年(昭和25)年を機に、それまでのやたらと男性らしさを誇張するボールドルックから、自然体であることを強調するナチュラル。ルックへと変化を見せるようになる。それは戦後の混乱がようやく終わりを告げ新 […]
服装スタイルの「謎・不思議」: モーニング・コートのいわれは?
ファッションについては大概のことは知っているつもりだが、それでもどうしてもわからないことは多い。たとえば「リゾート着はなぜ派手なプリント柄が多いの?」と問われても、リゾートウエアってそんなものでしょ、とか、そうじゃない大 […]
男はVに強くなれ:Vゾーンのタブーは不快感を与えぬことだけ
男ならまずほとんどが、スーツを着る。ジャケットを着る。そのとき必ずあらわれるのが逆三角形の小さなスペース、すなわちVゾーンである。そして、背広が男の顔たりえるのは、このVゾーンこそ、男のファッション哲学をはっきりと示した […]
European Chic 白い夏のヨーロピアン・シック:典型的なヨーロピアン・ライン
dansen 男子専科 July 1976 より European Chic 白い夏のヨーロピアン・シック:典型的なヨーロピアン・ライン シックとは粋。粋とはすっきりとあかぬけしていること。この夏の流行色<白>をテーマに […]
7月号のカバー・ストーリー:バカンスの前にはきまって
dansen 男子専科 July 1980 より バカンスの前にはきまって イルカに乗った少年。バカンスの前にはきまって、古い歌を思い出す。ハーバーに着いて、ヨットの底にこびりついた藻をけずり落としている間も、同じメロデ […]
海外でまったく通用しないファッション用語:ハイ・ソックス
日本のファッション用語には海外でまったく通じないものが沢山ある。たわむれに抽出したところ、それは400語ほどにも達した。その中から和製英語に属するものを中心に200語あまりを抜粋。今回ここに紹介するのはそこから厳選した用 […]
年代別『流行ファッション』物語:服装全体にビッグ・スタイル化の傾向
服装の流行は、まず「モード」として現われる。ここでいうモードとは「最新型」という意味で、デザイナーによる「創作」などがここに含まれる。これが流行に敏感な人たちの支持を得て拡大すると、「ファッション」と呼ばれるようになるの […]
TODAY'S FASHION:MAXI COAT
dansen 男子専科 November 1970 より TODAY'S FASHION:MAXI COAT コートの最先端はむろんマキシ。そのロマンの味と物憂いフィーリングが、メカニカルな生活に疲れた男の心に憩いを与え […]