東京ファション(DANSEN EX Nunber 4)・・・1987年 spring/summer より
明るいアメリカへの憧れが強かった:映画が娯楽の中心っていう感じでした
60年代っていうのは、やっぱり懐かしい時代で、よく映画を見てましたね。今みたいに雑誌が沢山書店に溢れているようなことがなかったし、映画が娯楽の中心っていう感じでした。洋画は、アメリカと日本が今みたいに簡単に行き来できなかったし、情報もこんなになかったから、憧れが強かったですね。映画に限らずアメリカのものを何でも受け入れちゃったし、舶来はいいっていうのがありました。
個人的には、スティーブ・マックィーンがすごく好きでした。彼は「拳銃無宿」っていうテレビから出てきて、人気者になったんだけど、コットン・パンツを細く短くはいて、すごくカッコ良かった。