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DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(9)

DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(9) 消費の哲学など及びもつかない一場の夢 こう書けば、私でなくても、室町時代の「ばさら」趣味にあやかりたい、その時代の絢欄豪華たる空気をほんの […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(2)

DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(2) それは一種の風流、あるいは風狂にも通じる 鎌倉末期から室町・さらに安土桃山にかけての戦国乱憶の時代は、ある意味で日本のルネッサンスと言って […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(1)

一着のレインコートをめぐる小説風断片(1) 例えば小説を書く。 もちろんちょっとしたスケッチでもいい。これなら簡単た。頭の中にふと浮かんだひとつのシーン、それで十分だ。 例えば・・・・・・登場人物は1人の男、外は雨。季節 […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.88 大島 渚:制服だけは着たくなかった(3)

男子專科(1979年2月号)より 防衛的おしゃれ そんなわけで似合わないものは着ないということになると範囲はいちじるしく狭いものになる。今、私は原則的には二種類の服装しかしていない。 ひとつは背広で、18年間行きつけの洋 […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.74 藤村俊二:僕のファッション徹学(3)

今ごろ、あなたT・P・O?・・・3 つづいて、P、プロポーション。 面自がッて、また辞書をめくりました。 載っていました、当たり前です。 1 割合、比率→ウーン、人間のカラダは科学じゃ割り切れないゾ。 2 釣合、調和→イ […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.88 大島 渚:制服だけは着たくなかった(2)

男子專科(1979年2月号)より なりふりかまった青春時代 昭和28年、全学連の集会で私は紺のダブルの背広を着て壇上に立っていた。学生運動家といえば皆ボロボロの学生服を着て、その袖口をこすった鼻汁でビカビカに光らせ、ヨレ […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(8)

一着のレインコートをめぐる小説風断片(8) さて、これがボケットの中身だ。めぼしいものがあるわけではない。そこにはいっているものはささやかな生活の匂いだ、おそらく彼はそれほどの金持ちではないだろう。もっとも貧乏なわけでも […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.50 黒川紀章:個と集団の狭間から(2)

ファッションを自己改造の武器にする人間がいる・・・2 目に見えず、把えどころのない精神というものが、目に見えるもので改造できるかもしれない。こう考えたのが三島由紀夫氏でした。だから、彼はまずボディビルをやり筋肉の発達をう […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(3)

DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(3) 十六世紀のイタリアにも、たとえばチェザーレ・ボルジアとか、ジジスモンド・マラテスタとかのように、神をも怖れぬ悪逆無道をはたらきながら、同時 […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.74 158 阿刀田高:無理をしてまで本気にならない(6)

DANSEN FASHION 哲学 No.158 阿刀田高:無理をしてまで本気にならない・・・男子專科(1984年12月号)より 〈プロフィール〉あとうだ・たかし 1935年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業後、国会 […]

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