基本姿勢は生活感の排除・・・1
ファッションっていうのはひとつのサインだ。乞食はボロを着ているし、生活がファッショナブルの人は、服についてもおしゃれになる。パッと一目見て、あの人はこういうタイプの人だ、こんな考えを持っているということを判断するには、ファッションはとても大切な要素となる。だから当然、対する相手ということも考える。
僕は派手で奇抜なスタイルが好きだけれども、出かけるときには、その場の雰囲気や目的の内容に合わせて、服装にはずい分迷う。そのときそのときで来ている人も違うということは、むこうのこちらの見方も変わるということだ。服装もおのずから、それに合わせて変わるのは当然といえる。
ただし、もちろん基本は自分の好みのもの。みんなと同じじゃつまらないから、その場の雰囲気におりあいをつけながら、いかにその中で目立つか、そこに心を配ることになる。
僕はパンクやロックンロールが好きで、自分でもロックグループをつくったりした。このあいだアン・ルイスと話していて意見が一致したのだが、なぜこういう音楽やってるかっていうと、結局、パンク風、ロック風の派手な服を着たいってことがあるからだ。
・・・次回更新に続く