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DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(2)

一着のレインコートをめぐる小説風断片(2) 雨は休みなく降り続いていた。いったいいつから降り始めたのか、誰ひとり覚えてはいない。そんな雨だ。最初の水滴が微かな予感のように音もなく地上に舞い下り、長い時間をかけて雨へと変わ […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.74 藤村俊二:僕のファッション徹学(4)

今ごろ、あなたT・P・O?・・・4 最後のO(ワン)。 ついでにひいてみました。すぐ見つかりました、辞書なので。 1 一個の、一つの、一人の→決定的です。 2 同一の、同じの→ヘェー、世の中ムジュンだらけだ。 言葉の魔術 […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.50 黒川紀章:個と集団の狭間から(1)

個と集団の狭間から ファッションは自己改造の武器なのか、それとも自己表現、いいかえれば、自己拡大をはかるものなのか。無制限に増殖する中心喪失の時代の人間社会、都市空間に新しい中心を再構成する道はあるのだろうか。個と集団の […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.165 楳図かずお:原色と横縞と星が好きで、まるで星条旗(6)

基本姿勢は生活感の排除・・・2 いくら派手好き、目立ちたがり屋の僕でも、状況が合わないとやっぱり着にくい。着ても伸び伸びできないこともある。好まない人がいると肩身はせまい。自分ひとり変わったかっこうをしていると「アホ!」 […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(7)

一着のレインコートをめぐる小説風断片(7) まず最初に茶色いコードヴァンの札入れ、中には何枚かの札と名刺が無造作につっこまれている。たいした額の金ではない。女の子と2人でホテルのバーにでかけて2時間ばかり気持よく酒を飲み […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(5)

一着のレインコートをめぐる小説風断片(5) ・・・・・・これがコートだ。書きながら、僕にもこんなコートがあればいいな、と思う。そしてそのコートのことを少し考えてみる。それも文章を書くことの楽しみのひとつだ。きっとハンフリ […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.28 赤塚不二夫:ひとときの終末を美しく(4)

男子專科(1972年9月号)より なんでも着てしまうタフな精神を グロテスクな美しさが時代を彩るということは、どういうことを意味しているのだろうか? やはり権威や社会の規制なり、生活の不満、不安に対する人間の心理的抵抗と […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.74 藤村俊二:僕のファッション徹学(2)

今ごろ、あなたT・P・O?・・・2 そんな訳で、今度、T・P・Oなンて字にブチアタッタラ、こンな風に受取ッたらどオでしょうかァ。 T(タイプ Type)P(プロポーションて Proportion)O(ワン One)。 ま […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(6)

一着のレインコートをめぐる小説風断片(6) 男はもう一度腕時計を眺める。4時22分。とりとめのない奇妙な時間だ。人は午後4時22分にいったい何をすればいいのだろう。酒を飲み始めるにも、髭を剃りなおすにも早すぎる。夢を見る […]

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DANSEN FASHION 哲学 No.28 赤塚不二夫:ひとときの終末を美しく(2)

男子專科(1972年9月号)より 生活にとけこんだファッション ---と、ここまでが長いイントロ。 いままで書いてきたことは、現在、全部ひっくり返ってしまった!といいたい。 ぼくは「男子専科」にオベッカ使ってこんなことを […]

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