ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.74 158 阿刀田高:無理をしてまで本気にならない(5)

DANSEN FASHION 哲学 No.158 阿刀田高:無理をしてまで本気にならない・・・男子專科(1984年12月号)より 〈プロフィール〉あとうだ・たかし 1935年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業後、国会 […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.50 黒川紀章:個と集団の狭間から(5)

個と集団の調和が私に課せられたテーマ・・・2 このような限定の思想を盛り込んだ作品を最近次々に手がけてきました。たとえば、福岡銀行本店ビル、日本赤十字社本社ビル、ビッグボックスといった作品群のなかに、従来の「カプセル志向 […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(4)

一着のレインコートをめぐる小説風断片(4) しかしそのコートはぴったりと彼の体に馴染みそうに見えた。別な見方をすれば、そのコートは彼そのものだと言うこともできる。歳月かゆっくりと彼を擦り減らせてきたようだった。歳は28か […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.165 楳図かずお:原色と横縞と星が好きで、まるで星条旗(2)

派手さ奇抜さで、いざ勝負・・・2 派手な服の中にも、僕なりのパターンというものはある。まずたてじまのものは絶対に着ない。これは僕の体型が細いということもある。その分、横じまが大好きで、細い横じまから太い横じままで凝りに凝 […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.88 大島 渚:制服だけは着たくなかった(3)

男子專科(1979年2月号)より 防衛的おしゃれ そんなわけで似合わないものは着ないということになると範囲はいちじるしく狭いものになる。今、私は原則的には二種類の服装しかしていない。 ひとつは背広で、18年間行きつけの洋 […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.141 荒木経惟:知性が恥性を必要とする(1)

男子專科(1983年7月号)より あらき・のぶよし:昭和15年、東京生まれ。千葉大学工学部卒業後電通入社。1年後の39年に『さっちん』で第1回太陽賞受賞。昭和46年に妻陽子さんとの新婚旅行の記録『センチメンタルな旅』を自 […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.9 三島由紀夫:男らしさの美学(7)

装いの美は軍服にある これでは、いつまでたっても、東は東、西は西である。東西揆を一にした男子の服飾といふものがあるだらうか。ある。それは軍服である。 軍人は何より肉体的職業であり、肉体の鍛錬がすべてに先行するから男の肉体 […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.74 藤村俊二:僕のファッション徹学(2)

今ごろ、あなたT・P・O?・・・2 そんな訳で、今度、T・P・Oなンて字にブチアタッタラ、こンな風に受取ッたらどオでしょうかァ。 T(タイプ Type)P(プロポーションて Proportion)O(ワン One)。 ま […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.88 大島 渚:制服だけは着たくなかった(2)

男子專科(1979年2月号)より なりふりかまった青春時代 昭和28年、全学連の集会で私は紺のダブルの背広を着て壇上に立っていた。学生運動家といえば皆ボロボロの学生服を着て、その袖口をこすった鼻汁でビカビカに光らせ、ヨレ […]

続きを読む
ファッション_fashion
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(7)

DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(7) 「ばさら」は、したがって、失われた武士階級の文化なのである。しかも、江戸時代の衰弱した武士道精神や、マゾヒスティックに儀式化した切腹美学な […]

続きを読む