DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(10)
一着のレインコートをめぐる小説風断片(10) 通りではまだ雨が降りつづけていた。弱まるわけではなく、かといって強くなるわけでもない。のばされた思い出のように、雨はこのまま永遠に降り続のくかもしれない。 まるで水族館の中に […]
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(10)
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(10) ちなみに、私の考えでは、工業社会としての現代の資本主義社会で、この消費の哲学を実践しているのは、むしろ国家そのものである。万国博覧会やオ […]
DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(6)
一着のレインコートをめぐる小説風断片(6) 男はもう一度腕時計を眺める。4時22分。とりとめのない奇妙な時間だ。人は午後4時22分にいったい何をすればいいのだろう。酒を飲み始めるにも、髭を剃りなおすにも早すぎる。夢を見る […]
DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(8)
一着のレインコートをめぐる小説風断片(8) さて、これがボケットの中身だ。めぼしいものがあるわけではない。そこにはいっているものはささやかな生活の匂いだ、おそらく彼はそれほどの金持ちではないだろう。もっとも貧乏なわけでも […]
DANSEN FASHION 哲学 No.9 三島由紀夫:男らしさの美学(3)
人間の価値は端正な肉体にある・・・1 そもそも東洋における男の服飾とは、肉体を隠蔽し、権力を誇示し、裸にしてみれば誰も同じ肉体に、ムリヤリ階級差を与へるところに生れた。起りはインチキとゴマカシである。男は支配のためにはど […]
DANSEN FASHION 哲学 No.50 黒川紀章:個と集団の狭間から(1)
個と集団の狭間から ファッションは自己改造の武器なのか、それとも自己表現、いいかえれば、自己拡大をはかるものなのか。無制限に増殖する中心喪失の時代の人間社会、都市空間に新しい中心を再構成する道はあるのだろうか。個と集団の […]
DANSEN FASHION 哲学 No.74 藤村俊二:僕のファッション徹学(4)
今ごろ、あなたT・P・O?・・・4 最後のO(ワン)。 ついでにひいてみました。すぐ見つかりました、辞書なので。 1 一個の、一つの、一人の→決定的です。 2 同一の、同じの→ヘェー、世の中ムジュンだらけだ。 言葉の魔術 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(5)
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(5) それは大胆不敵な反逆と嘲笑の精神 さて、前置きがずいぶん長くなってしまったけれども、私はこの「ばさら」風のファッション哲学、「ばさら」風の […]
DANSEN FASHION 哲学 No.141 荒木経惟:知性が恥性を必要とする(3)
男子專科(1983年7月号)より アタシ自身がひとつのメディアだからファッションも自分の広告だね ファッションっていうのは、場所や会う人に合わせて装うこと、なんて言ってはいるけれど、その昔、おふくろが日通とまちがえて「車 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.74 藤村俊二:僕のファッション徹学(5)
カラダで着て感じて欲しいンです オシャレはとても一方的なもンです。 押しつけがましい程、個性的なもンです。 だからとだけどで、誰かが選ンでくれたトータルなンとかとか、コーディネートどォとかは、通用して欲しくないと思うンで […]









