DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(5)
一着のレインコートをめぐる小説風断片(5) ・・・・・・これがコートだ。書きながら、僕にもこんなコートがあればいいな、と思う。そしてそのコートのことを少し考えてみる。それも文章を書くことの楽しみのひとつだ。きっとハンフリ […]
DANSEN FASHION 哲学 No.9 三島由紀夫:男らしさの美学(4)
人間の価値は端正な肉体にある・・・2 ところで、西洋の男の服装の観念は、これとは根本的にちがってゐた。古代ギリシアの文化が根本にあり、裸体の美しさが、人格的精神的価値と結びつけられた伝統はなかなか消えず、背広の仕立にさへ […]
DANSEN FASHION 哲学 No.141 荒木経惟:知性が恥性を必要とする(2)
男子專科(1983年7月号)より パーティーのために装う これは気配りよ 普段着でもいいってもんじゃない メガネといえば、アタシのまん丸メガネはトレードマークみたいだけど、自分にほナウいナス引のレイバンは似合わない、東条 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.124 田中康夫:"クリスタル”は現代の哀しさ(2)
1982年 男子專科 より 「なんとなくクリスタル」というのは、本当はブランド物語でもなんでもない。むしろ、物のカを借りることによってしか自己証明をすることのできない現代の哀しさを描いているのですが・・・・・・僕自身も、 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(3)
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(3) 十六世紀のイタリアにも、たとえばチェザーレ・ボルジアとか、ジジスモンド・マラテスタとかのように、神をも怖れぬ悪逆無道をはたらきながら、同時 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.111 村上春樹:一着のレインコートをめぐる小説風断片(8)
一着のレインコートをめぐる小説風断片(8) さて、これがボケットの中身だ。めぼしいものがあるわけではない。そこにはいっているものはささやかな生活の匂いだ、おそらく彼はそれほどの金持ちではないだろう。もっとも貧乏なわけでも […]
DANSEN FASHION 哲学 No.9 三島由紀夫:男らしさの美学(5)
剣道着にみる日本男児の美しさ・・・1 服装が先か肉体が先か、といふ考へになると、今でも日本人は大部分「服装が先」と考へてゐることは明白で、「肉体が先で、それに合ふやうに、着るものを考へる」といふ考へは、少数意見のやうに思 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.165 楳図かずお:原色と横縞と星が好きで、まるで星条旗(1)
<うめず・かずお>奈良県生まれ。1965年、単行本『別世界』で漫画界にデビュー。独持のタッチで、怪奇ものからコメディ、SFと幅広いテーマの創作活動を行なう。'75年から6年近く少年サンデーに連載された『まことちゃん』は、 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.28 赤塚不二夫:ひとときの終末を美しく(3)
男子專科(1972年9月号)より グロテスクなものを美しく着る ぼくらは色々なものを着るようになったのだ。ぼくの友人が台北で買ってきた中国服を着てぼくはスキーにいった。麦ワラ製で昔の日本軍の戦闘帽のような変な帽子をかぶっ […]
DANSEN FASHION 哲学 No.165 楳図かずお:原色と横縞と星が好きで、まるで星条旗(3)
ファッションも遊びの精神で・・・1 僕は衝動貿いの名人で、欲しいときに買っとかないと、あとで行ってもすでに遅し、そのとき着る必要がなくても、買っとけば必ず着れる機会がある−−−という衝動買いに関する哲学をもっている。かく […]








