DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(11)
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(11) 醒めた現実生活で精神の洒落を想う 「凡そ日本人の皮膚に能衣裳ほど映りのいいものはないと思う」と書いた贅沢好きの潤一郎にしても、自分では能 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(8)
DANSEN FASHION 哲学 No.27 澁澤龍彦:わが夢想のお洒落(8) たしかに潤一郎の言う通り、「ばさら」時代の綺羅を飾った武士たちの姿は、私たち現代人の目を見張らせるような、華麗さを誇っていたことであろう。 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.124 田中康夫:"クリスタル”は現代の哀しさ(3)
1982年 男子專科 より 自分でノットを結ぶ蝶タイでないと満足できなくて---田中康夫 学生のころは、普段からシャツとセーターなら、そこにネクタイをしてしまうというフォーマルな気分を取り入れた感じが多かったのに、このご […]
DANSEN FASHION 哲学 No.74 藤村俊二:僕のファッション徹学(3)
今ごろ、あなたT・P・O?・・・3 つづいて、P、プロポーション。 面自がッて、また辞書をめくりました。 載っていました、当たり前です。 1 割合、比率→ウーン、人間のカラダは科学じゃ割り切れないゾ。 2 釣合、調和→イ […]
DANSEN FASHION 哲学 No.74 158 阿刀田高:無理をしてまで本気にならない(3)
〈プロフィール〉あとうだ・たかし 1935年東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業後、国会図書館に勤務。こうした環境の中で蓄積された幅広い知識をもとに、勤務のかたわら短篇作品を書き続け、その後文筆業に専念、この間に発表し […]
DANSEN FASHION 哲学 No.165 楳図かずお:原色と横縞と星が好きで、まるで星条旗(6)
基本姿勢は生活感の排除・・・2 いくら派手好き、目立ちたがり屋の僕でも、状況が合わないとやっぱり着にくい。着ても伸び伸びできないこともある。好まない人がいると肩身はせまい。自分ひとり変わったかっこうをしていると「アホ!」 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.165 楳図かずお:原色と横縞と星が好きで、まるで星条旗(4)
ファッションも遊びの精神で・・・2 だから僕は、気に入ったベルトを見つけると、ブルー、黄色、ピンク、黒といった具合に、好みの原色を何通りかいっしょに買うことが多い。Tシャツなんかにしてもそうだ。こうして揃えておくと、その […]
DANSEN FASHION 哲学 No.124 田中康夫:"クリスタル”は現代の哀しさ(1)
1982年 男子專科 より 田中康夫 昭和31年4月12日、東京生まれ。昭和51年一橋大学法学部入学。昭和55年、在学中に「なんとなく、クリスタル」で文芸賞を受賞。現在までに107万部を売る。現代若者風俗を指して、本の題 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.9 三島由紀夫:男らしさの美学(1)
権力はゴマカシの美しさである・・・1 金持といふのは仕方のないもので、銀座の洋服屋で毎月十着づつ背広を作ってゐる人がゐた。一年で百二十着になってしまふから、家中、洋服に埋もれて暮してゐるやうなものである。当時私は、お洒落 […]
DANSEN FASHION 哲学 No.50 黒川紀章:個と集団の狭間から(1)
個と集団の狭間から ファッションは自己改造の武器なのか、それとも自己表現、いいかえれば、自己拡大をはかるものなのか。無制限に増殖する中心喪失の時代の人間社会、都市空間に新しい中心を再構成する道はあるのだろうか。個と集団の […]